国指定重要文化財 渡 邉 邸   
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歴史
年 号 西 暦 事         項              
慶長 3年 1598 上杉景勝越後国より会津へ移封120万石。下関村、村上藩領となる
慶長 6年 1601 上杉景勝会津より米沢30万石へ移封
寛文 4年 1664 米沢藩15万石になる
寛文 7年 1667 初代当主儀右衛門善高は村上藩主松平大和守直矩の家臣で郡奉行として活躍していたが、大和守が姫路へ国替えのとき、家督を嗣子に譲って桂村に隠居、現在地に転居
寛文 9年 1669 二代当主三左エ門善延桂村より下関村に土着
延宝 4年 1676 酒造業を始める
宝永 4年 1709 幕府領(〜正徳2年)
正徳 2年 1712 館林藩領(〜享保13年)
享保 5年 1720 米沢藩へ貸金の初見
「家内渡掟書帳」をつくる
 享保 9年 1724 三代当主善久相続
 享保 14年 1729 幕府領(鶴岡藩預り〜寛延2年)
享保 16年 1731 持高177石
享保 17年 1732 四代当主善永相続。この人庭園を造る
享保 18年 1733 大蔵神社再建
寛延 3年 1750 幕府領(長岡藩預り〜宝暦2年)
宝暦 3年 1753 幕府領(米沢藩預り〜寛政1年)
明和 2年 1765 米沢藩へ貸金累計2万7000両、返金累計1万9000両ほかに鶴岡・黒川・長岡藩へも貸金
五代当主英良相続
明和 6年 1769 米沢藩の江戸城西丸普請手伝いに3000両を用立て、加禄60石、計250石
上関分家義右衛門禄140石
明和頃 三日市藩へ貸金1350両
安永 1年 1772 六代当主善富相続。渡邉家俳諧の祖となる。号は松下堂、李郷
安永 2年 1773 禄250石、勘定頭格
天明2〜5年 1782 天明の飢餓
天明 5年 1785 四〜六代の貸金元金6万1742両、返済金7万595両、差引8853両。ほかに1200両差し上げ
七代当主善映、中条分家より養子相続。上杉鷹山隠居
天明 6年 1786 禄450石。上杉鷹山より手遊びの弾弓下賜。古借1万1360両を無利子、永年賦償還を承諾。上関分家儀右衞門禄200石
寛政 1年 1789 幕府領(高田藩預り〜寛政4年)
寛政 10年 1799 「家の掟」を定める
享和 1年 1801 小作米1497俵。蔵を下関、高田、赤谷、保内、神納に置く
 享和 2年 1802 家族6人、譜代2人召使40人、馬8頭、手作り田50町歩
上杉鷹山の書幅を賜る
文化 2年 1805 囲い蔵をつくり飢餓に備う
文化 10年 1813 嘉蔵より長政・伊勢国新田60町歩を617両で入手
文化 13年 1816 失火、翌14年改築(大工棟梁は村上藩伊兵衛)
文化 14年 1817 母屋が改築され、現在の邸宅となる
文政 4年 1821 城塚新田54町歩余を新発田町住吉屋より2330両で購入
文政 5年 1822 上杉鷹山没
文政 11年 1828 幕府より用金上納につき苗字帯刀を許される。小作地33村
天保 3年 1832 八代当主善保相続
天保 7年 1836 酒造株3株
天保 14年 1843 「大検大意」を定める
弘化3〜4年 1846 米沢藩へ雲伯両国の鉄2万6000貫を周施
嘉永 5年 1852 長岡藩へ2300両を用立てる
嘉永6〜7年 1853 品川台場築造費として1550両を幕府に上納
安政 2年 1855 九代当主善一相続
安政 3年 1856 幕府への献金慶応まで相次ぐ(1200両)。家財傾く
慶応 4年 1868 戊辰戦争に米沢藩のために奔走(米沢藩預り)
明治 12年 1879 十代当主善郷相続。村の素封家として政界財界で活躍
明治 27年 1894 地価11万6000円、1476町歩余、うち山林1080町歩余
大正 7年 1918 米坂線誘致に尽力
昭和 8年 1933 十一代当主萬寿太郎相続。村の素封家として政界財界で活躍
昭和 11年 1936 米坂線全通
昭和 20年 1945 関谷村長、29年関川村長
昭和 27年 1952 新潟県人文研究会より「本渡邉家資料抄」発行される
昭和 29年 1954 母屋・米蔵・味噌蔵・金蔵、国の重要文化財に指定
昭和 35年 1960 県人事委員会委員長
昭和 38年 1963 庭園、国の名勝に指定
昭和 39年 1964 6月16日新潟地震 M7.5 新潟地震の災害復旧工事として
昭和 40年 1965  新潟地震災害復旧工事として、味噌蔵・米蔵を修理
昭和 42年 1967 3月13日 「重要文化財渡辺家保存会」発足・8月28日羽越水害
昭和43年〜
  昭和59年
 
1968
  1984
 
羽越水害の復旧から始まり「昭和の大修理」を行なう
昭和 53年 1978 宝蔵・新土蔵・裏土蔵・堀・棟札・古図・宅地9.193m、国の重要文化財に指定
昭和 59年 1984 十二代当主和彦養子相続
昭和 62年 1987 土蔵より日本最古の日本酒見つかる
(財)日本ナショナルトラスト観光資源調査「越後下関の町並み」
平成 4年 1992  関川村発行の「北越の豪農 渡辺家の歴史」が発行される
平成 7年 1995  2月〜7月までNHKドラマ「蔵」のロケ地となり全国的に知られる
 平成 20年 2009 十三代当主孝弘養子相続 
平成21年〜
  平成26年 
2009〜
 2014
総工費8億円をかけた「平成の大修理」で母屋・外塀・土蔵を修復

   
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